岡山県内で最も遅く桜が咲く名所  真庭・茅部神社

岡山県の桜名所
真庭 茅部神社 桜


岡山県内で最も遅く桜が咲く名所の一つ、真庭市蒜山西茅部の茅部神社の桜並木が満開を迎えた。参道約800メートルにわたる薄紅色の花のアーケードが、参拝者らを魅了している。
 石造りの明神型としては国内最大級とされる鳥居(高さ約13メートル)から神社まで続く参道の両脇には、ソメイヨシノ、しだれ桜など計約500本が並ぶ。団体客や家族連れらが頭上に広がる桜の“屋根”を見上げながら散策し、記念撮影などをして楽しんでいる。
 蒜山観光協会によると、今年は例年より5日ほど早い9日に開花し、15日に満開となった。4月上旬から雨が続いた影響で花はやや少なめだが、23日ごろまで見られるという。
 鳥取市から観光で訪れた福田武志さん(62)は「桜に囲まれた参道は風情がある」と話していた。
 19日にはイベントが催され、ワイン、漬物といった特産品を売る屋台が並ぶ。腕相撲大会や楽器演奏などもある。午前10時~午後3時。問い合わせは同協会(0867 66 3220)。

「醍醐桜まつり」