夜桜満喫 岡山さくらカーニバル ちょうちんの下で宴楽しむ
夜の桜

花見の季節到来―。「2015岡山さくらカーニバル」(岡山県、岡山市、岡山商工会議所、岡山青年会議所、山陽放送、岡山放送、テレビせとうち、山陽新聞社でつくる実行委主催)が1日、岡山市・後楽園東側の旭川河川敷で開幕した。朝からの雨も夜には上がり、ライトアップがスタート。待ちかねた家族連れらが繰り出した。12日まで。

  蓬莱橋―相生橋間(約1・3キロ)と周辺のソメイヨシノ約250本は、現在六分咲き。暖かい日が続いて会場全体をピンクに染めており、あと数日で満開を迎えそうだ。

  この日は午前中から傘を手にした親子連れやカップルらが訪れ、ぬれてしっとりと風情を増した桜並木を散策。写真撮影をしたり、屋台を巡って食べ物を買い求めたりしていた。

  日没後は、ちょうちん500個やぼんぼり150基でライトアップを開始。幻想的な雰囲気の中、仕事仲間や家族で早速、宴を楽しむ人たちもいた。同僚ら約20人とバーベキューをしていた会社員女性(45)=瀬戸内市=は「夜桜を眺めながらの宴会は最高。気分が盛り上がります」と話した。

  ライトアップは午後9時まで。問い合わせは現地本部(086―272―1231)。