岡山で桜満開 /桜 花見 岡山、倉敷のスポット紹介

岡山地方気象台は1日、岡山市で桜(ソメイヨシノ)が満開になったと発表した。平年より5日、昨年より1日早い。
 気象台職員が午後2時ごろ、岡山市・後楽園の標本木で花が8割以上咲いていることを確認した。
 岡山県内はこの日、低気圧の影響であいにくの雨となったが、気温は岡山市で17・5度になるなど、ほぼ平年並みまで上昇。後楽園東側の旭川河川敷で開かれている「2016岡山さくらカーニバル」(6日まで)には、傘を差しながら花を楽しむ来場者の姿があった。
 岡山地方気象台は「2日は晴れて、岡山市の気温は4月下旬並みの22度まで上がるだろう」と予報。絶好の花見日和となりそうだ。
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西川緑道公園 散歩道 桜(さくら サクラ)
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桜 花見 岡山、倉敷のスポット紹介

桜開花の便りが届き始めた。間もなく花見のシーズン。岡山、倉敷市内の主なスポットを紹介する。

【岡山市】
 ■後楽園周辺
 後楽園や岡山城周辺、旭川の堤防沿いにソメイヨシノなど計約730本。26日〜4月6日の「岡山さくらカーニバル」は、後楽園東側河川敷約1・3キロのソメイヨシノ約250本を日没から午後9時までライトアップする。期間中は土・日曜の午前10時〜午後8時に、現地本部の南に岡山市内の温泉湯を使った足湯(8人掛けが2基)が設けられ、無料で楽しめる。現地本部(086—273—1213)。
 ■近水園、足守川河川敷(北区足守)
 県指定名勝・近水園と足守川河川敷一帯のソメイヨシノなど約180本を4月15日までライトアップ(午後6時〜10時)。3日の午前10時〜午後3時は「足守洪庵さくらまつり」を開き、河川敷の特設ステージで地元有志が日本舞踊やヒップホップを披露。うどんやいなりずし、焼き鳥などのテント村もある。同祭実行委員長の福田さん(080—3892—1689)。
 ■半田山植物園(北区法界院)
 ソメイヨシノ、エドヒガン、オオシマザクラなど45種類約千本が園内を彩る。「桜まつり」として26日〜4月4日は午後9時、5、6日は午後6時半まで閉園時間を延長(開園は午前9時)。26日〜4月4日は日没から閉園までライトアップする。入園料は15歳以上308円、6〜14歳124円、5歳以下と65歳以上は無料。半田山植物園(086—252—4183)。
 ■RSKバラ園(北区撫川)
 ソメイヨシノと八重桜が計約100本。園内レストラン(086—293—4328)でバーベキュー器具レンタルと食材(1人前2300円〜、要予約)のセットを提供。午前9時半〜午後5時。中学生以上600円、3歳〜小学生300円。RSKバラ園(086—293—2121)。
 ■金川観波橋河川公園(北区御津金川)
 ソメイヨシノ約150本が観波橋周辺の宇甘川堤防に並ぶ。4月10日までちょうちんを点灯(午後6時〜9時)。3日の午前11時〜午後4時半は河川敷で「金川桜まつり」。御津中学校、御津高校の吹奏楽部による演奏、大正琴、うらじゃ踊り、獅子舞などがある。うどん、焼き鳥など約10店の模擬店も並ぶ。金川地区活性化推進協議会の難波代表(090—7507—3781)。
 ■たけべの森公園(北区建部町田地子)
 カンヒザクラ、アマギヨシノ、ヤエベニシダレなど約100種類1万5千本の桜がある。桜のトンネルが約1・5キロ続く「藤右衛門桜の小径(こみち)」は圧巻。4月10日には芝生広場で「はっぽね桜まつり」(午前10時〜午後3時)を開き、地元グループが太鼓や傘踊りを披露する。地元特産品、うどんなどの販売もある。入園料(高校生以上300円、小中学生200円)が必要。未就学児は無料。たけべの森公園(086—722—3111)。
 ■奥迫川(南区奥迫川)
 推定樹齢300〜500年の県天然記念物「奥迫川の桜」(通称・大山桜、樹高約20メートル)と周辺のヤマザクラが楽しめる。4月1〜10日を「さくら祭in奥迫川」(午前10時〜午後3時)の期間とし、地元農産品やうどんを販売するほか、近くの集会所ではひょうたんや木工品を展示する。雨天中止。同祭実行委員長の橘さん(090—8246—1811)。
 ■三徳園(東区竹原)
 ソメイヨシノを中心に、およそ50種類、約300本が植えられている。4月上旬から中旬は淡い色の「普賢象(ふげんぞう)」や黄緑色の「御(ぎょ)衣黄(いこう)」などを鑑賞できる。4月下旬まで楽しめる品種もある。9日午前9時〜午後2時は野菜や花の苗の販売、茶席がある。入園無料。三徳園(086—297—2016)。
 ■妙泉寺跡一帯(東区瀬戸町宗堂)
 約60枚の花弁のうち、内側の20枚ほどが反転して咲く県天然記念物「宗堂桜」を中心に約70本ある。瀬戸町観光文化協会(080—1948—8894)。

【倉敷市】
 ■酒津公園(酒津)
 ソメイヨシノやカンヒザクラ、シダレザクラなど約500本を楽しめる。26日〜4月13日、ちょうちん約800個をともす(午後6時〜9時)。同公園管理事務所(086—434—2251)。
 ■鶴形山公園(本町)
 ソメイヨシノや八重桜など約120本。「倉敷桜まつり」と銘打ち、倉敷商店街振興連盟(086—426—1822)が4月2〜10日午前10時〜午後3時半、隣接の阿智神社境内に茶席を設け、抹茶と団子のセットを300円で販売する。
 ■足高公園(笹沖)
 オオシマザクラを中心に河津桜、陽光桜など約300本が園内を彩る。27日〜4月10日、国道2号沿いの参道口をライトアップ(日没から午後9時まで)。3日は笹沖商店街振興会による「さくらおでんまつり」があり、小学生以下の先着100人に菓子を贈る。足高神社(086—425—7292)。
 ■箆取(へらとり)神社(連島町西之浦)
 境内一帯でソメイヨシノや八重桜など200本以上が花をつける。4月3〜16日、ぼんぼり約150個を点灯する(午後6時半〜9時40分)。10日午前中、餅をついて振る舞う。同神社(086—444—8223)。
 ■円通寺公園(玉島柏島)
 なだらかな斜面にソメイヨシノと八重桜の約400本が咲き、玉島港や水玉ブリッジラインの眺望と合わせて楽しめる。夜間はちょうちん約400個をともす。白華山展望休憩所(086—525—1991)。
 ■王子が岳桜園地(児島唐琴町)
 ソメイヨシノなど約600本が咲き誇る。山梨県から移植された“日本三大桜”の一つ「山高神代桜」も見どころ。唐琴長寿会(086—477—6146)。

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