津山さくらまつり開幕 岡山
女子会 桜満開

「津山さくらまつり」(津山市観光協会、津山商工会議所、同市などでつくる実行委主催)が1日、同市山下の鶴山公園(津山城跡)で開幕した。薄ピンク色の花々が平年より早く見頃を迎え、あいにくの雨の中を訪れた多くの家族連れらを魅了した。15日まで。
 同公園は県内で唯一、「日本さくら名所百選」に選ばれ、ソメイヨシノを中心に約千本が咲き競う。今年は昨年より4日早い3月26日に開花し、現在三-五部咲きとなった。
 オープニングセレモニーでは津山情緒保存会のメンバー約100人による優美な手踊りと備州岡山城鉄砲隊の演武が披露され、宮地昭範市長らがテープカットで開幕を祝った。来場者は桜の前に足を止めて見入るなどしながら、思い思いに園内を散策していた。
 友人と訪れた同市、女性(65)は「石垣と花の組み合わせは鶴山公園ならではの魅力」と話した。
 開園は午前7時半-午後10時。同6時からライトアップされ、2、3日は同7時から30分ごとに津山城をテーマにした映像を石垣に投影する「3Dプロジェクションマッピングショー」がある。土・日曜はご当地グルメのテントが並ぶ。入園料が必要。問い合わせは市観光協会(0868 22 3310)。

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千本の桜「お城山」彩る 津山市山下の国史跡・津山城跡(鶴山公園) 岡山


お城山に春が来た?。西日本有数の花見スポット、津山市山下の国史跡・津山城跡(鶴山公園)で桜が見頃を迎え、ソメイヨシノを中心とした約千本が訪れる人々を歓迎するように咲き誇っている。恒例の「津山さくらまつり」(実行委主催)は15日まで開催中で、家族連れらが多彩なイベントを満喫している。
 重厚な石垣と桜が織りなす美しさは圧巻。例年より花付きが良く、備中櫓(やぐら)が立つ本丸から見下ろすと眼下に桜の雲海が広がる。来園者は木にもたれて桜吹雪を眺めたり、仲間とのうたげでほろ酔い気分に浸ったりと、それぞれに春のひとときを堪能していた。津山市の主婦(29)は「きれいな桜に囲まれてぜいたくな気分。おにぎりもいつもよりおいしい」と話した。
 まつり期間中は屋台や物産展が並び、午後6時から園内のぼんぼり160基が点灯。土・日曜はご当地グルメのテントを設ける。3日午後7時から30分ごとに津山城をテーマにした映像を石垣に映し出す「3Dプロジェクションマッピングショー」を実施し、9、10日は落語や演劇の「夜桜ステージ」がある。
 津山市観光協会によると、桜は4日に満開を迎え、10日ごろまで楽しめるという。開園は午前7時半-午後10時。問い合わせは同協会(0868(22)3310)。
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