高梁、新見で桜シーズン到来  岡山
桜 満開 001


高梁、新見市に桜のシーズンが到来。暖かい日が続くにつれ、花見スポットや道路沿い、里山などで次々と薄紅色の花を咲かせ、備北地域の春を彩っている。
■高梁・紺屋川沿い
 ぼんぼりで幻想的に
 高梁市の紺屋川沿いでは、ソメイヨシノ、しだれ桜など約50本が植えられている。市観光協会によると、先週末から咲き始め、現在五分咲き。今週末に見頃を迎えるという。観光客らは高梁基督(キリスト)教会や藩校跡などが点在する歴史ある町並みと桜のコラボレーションを堪能している。
 高梁商工会議所がぼんぼり40基を設置し、夜桜も観賞できる。夕闇が近づくと、ほんのりとともる明かりに照らされた桜が川面にも浮かび、日中とは異なる幻想的な雰囲気に。ぼんぼりは10日前後までの午後6時すぎから10時まで点灯する。
■新見・城山公園
 市街地見下ろす300本
 新見市新見の城山公園にはソメイヨシノ、ヤエザクラ、しだれ桜計約300本。親子連れらが訪れ、小高い丘の上から見下ろす市街地の眺望や、咲き始めたばかりの桜を楽しみながら、ゆったりと園内を巡っている。満開の時期は、丘全体がピンクに染まる。
 市によると、昨年より1日早い29日に開花し、4〜10日ごろが見頃。新見商工会議所と市観光協会がぼんぼりを設置しており、夜桜も楽しめる。24日までの午後6時〜11時に点灯する。