岡山・児島湖畔でさくらまつり
児島 さくら まつり ss

「児島湖花回廊さくらまつり」(実行委主催、山陽新聞社など後援)が13日、岡山市南区築港栄町の花回廊ゴルフコースで開かれた。会場は早咲き種のカワヅザクラが見頃を迎え、春爛漫(らんまん)。過去最多の約1万8千人(主催者発表)が訪れ、穏やかな一日を満喫していた。
 同ゴルフコースをはじめ、児島湖周辺には、近くに工場があるDOWAホールディングス(東京)の呼び掛けで地域住民らが植えたカワヅザクラ約5200本が満開。濃いピンクの花が会場を彩っていた。特設ステージでは地元グループらが和太鼓やうらじゃ踊りなどを熱演。ふな飯や焼きそばなど約40の模擬店もあり、家族連れらでにぎわった。
 高所作業車の体験乗車も人気で、15メートルの高さから会場を見渡した岡山市南区の女児(6)は「ピンクの花がたくさん見えて、とてもきれいだった」と話していた。
 まつりは、同社や地元連合町内会などでつくる実行委が2010年から毎年開催。実行委によると、カワヅザクラは20日ごろまで楽しめるという。