世界をめざせ! グローバルな 春(桜 さくら サクラ) 366 岡山県を中心にグローカル GPS APS

2016年04月

岡山  醍醐の薄紅、光に映える 県天然記念物の桜見ごろ
岡山 醍醐桜

真庭市別所の県天然記念物「醍醐(だいご)桜」が見頃を迎えている。標高約500メートルの高台に、高さ約18メートルのアズマヒガンがそびえ立つ。大勢の観光客が眺めを楽しんだり、カメラに収めたりしている。日没から午後9時ごろまでライトアップされている。観光テレホンサービス(0867・52・1503)。

岡山 醍醐桜 ee

瀬戸内・餘慶寺で桜まつり 岡山

瀬戸内市邑久町北島の古刹(こさつ)・餘慶寺で、桜まつりが開かれている。8日まで。
 境内にはソメイヨシノ約50本が咲き誇り、弁当を広げる人の姿も。期間中の午前11時-午後2時、本堂では誕生時の釈迦(しゃか)をかたどった誕生仏への甘茶掛け、薬師堂では国重要文化財・薬師如来坐(ざ)像などの公開がある。抹茶と茶菓子のセット(400円)などを販売するカフェも設けている。
 最終日は釈迦の誕生を祝い、甘茶を無料接待する。問い合わせは同寺(086 942 0186)。

岡山のサクラ 樹齢千年、真庭の醍醐桜が満開
iokayama daigo さくら
岡山のサクラ 樹齢千年、真庭の醍醐桜が満開
樹齢千年とされる真庭市別所の岡山県天然記念物「醍醐桜」が満開を迎えた。淡いピンクに染まった巨樹は青空に優雅に映え、訪れる人たちを魅了している。
 樹種はアズマヒガン。樹高約18メートル、目通り周囲約7メートルで、枝張りは四方へ約20メートルに及ぶ。鎌倉末期、後醍醐天皇が隠岐に流される際に立ち寄り、称賛したと伝わる。市落合振興局によると、平年(3日)より早い1日に開花。ここ数日の陽気で一気に咲きそろった。10日ごろまで見頃が続く。
 観光客らは、標高約500メートルを彩る1本桜を目当てに早朝から続々と訪問。夫婦で来た女性(69)=高松市=は「大きく張った枝や美しい花から生命力を感じる。元気を分けてもらっているよう」と話した。
 日没から午後9時ごろまでライトアップされる。花の状況は開花情報テレホンサービス(0867 52 1503)。
//////

岡山 真庭の「醍醐桜」が満開

岡山県指定天然記念物で樹齢千年以上という一本桜「醍醐桜」(真庭市別所)が満開となり、多くの来訪者でにぎわっている。見頃は10日ごろまでで、ライトアップも行われている。

 醍醐桜は後醍醐天皇が立ち寄り、称賛したことにちなみ命名されたと伝わる。標高約500メートルの高台にそびえ、高さ18メートル、幹回り7メートル、枝張り20メートルと県下一の巨木としても知られる。

 4日午後に満開が宣言され、5日は朝から途絶えることなく人波が続いた。

 同市落合振興局は「上部に空いた感じのあった昨年より相当回復した」と咲き具合に太鼓判を押す。隣で咲く「2代目 醍醐桜」(樹齢42年)とともに写真愛好家らが撮影していた。写生をしていた兵庫県赤穂市の小原範子さん(63)は「今春は3回目の訪問。地域に守られて千年間を『生き抜いてきた』ことを作品に表現したい」と熱心に絵筆を走らせていた。

 周辺では15日ごろまで、漬物や手作りコンニャクなど農産品、そば、おでんなどを販売。約2キロ北の「岩井畝の大桜」(同約800年)もほぼ満開という。問い合わせは同振興局(電)0867・52・2111。

/////
みんなのふるさと 後醍醐天皇ゆかりの巨大「一本桜」満開

全国各地の「伝えたい」、「遺(のこ)したい」、「広めたい」ものを紹介する「みんなのふるさと」。
全国各地から桜満開の報が届く中、今週から毎週火曜日は、桜中継をお伝えします。
「桜シリーズ」栄えある第1回は、岡山県北部の真庭市から、樹齢1000年の一本桜、醍醐(だいご)桜です。
シーズン中は、およそ5万人の観光客が訪れるといわれています。
この醍醐桜、今、新たな歴史を刻むプロジェクトが進められています。
1000年の歴史と、新たな取り組み、多くの人々を魅了する醍醐桜をお伝えします。


//////
千の春になって 真庭・醍醐桜

 推定樹齢1000年という真庭市別所の醍醐桜(県天然記念物)が満開になり、家族連れや写真撮影のアマチュアカメラマンらでにぎわっている。日没後は午後9時までライトアップされ、夜空に浮かび上がっている。

 樹種はアズマヒガンで、根元の周囲9.2メートル、高さ18メートル。県内一の桜の巨木とされ、1332年、後

醍醐天皇が隠岐に流される途中に立ち寄り、この桜をめでたとされる。

 好天に恵まれた5日も多くの人が訪れ、青空をバックに咲き誇る姿にレンズを向けていた。鳥取県米子市の会社員中村豊彦さん(60)は「満開を予想して、事前に休みを取っていた。これまでに何度も目にしているが、スケールが大きくていい」と見入っていた。

 地元住民らでつくるNPO法人・醍醐桜未来プロジェクトによると、10日頃まで楽しめるといい、市は落合観光テレホンサービス(0867・52・1503)で状況を伝えている。

 一方、同じアズマヒガンで、醍醐桜の西約2キロの真庭市岩井畝にある「岩井畝の大桜」(推定樹齢800年)は、10日頃が満開といい、午後6~10時にライトアップされている。問い合わせは市勝山振興局地域振興課(0867・44・2607)。


//////

雨上がり、満開の桜みずみずしく (岡山市・後楽園東側の旭川河川敷)

4日は二十四節気の一つ「清明」。草木の花が次々に開き始め、生き生きと清らかに見える時季とされる。岡山県内は前日からの雨が午前中には上がり、県南を中心に満開を迎えた各地の桜が雨にぬれてみずみずしさを増していた。
 岡山市・後楽園東側の旭川河川敷で開催中の「2016岡山さくらカーニバル」(実行委主催、6日まで)の会場周辺のソメイヨシノ約250本は多くが満開。ピンクに染め上げた桜並木の下を通勤、通学したり、散策を楽しんだりする人が見られた。
 この雨の影響で、各地の朝の最低気温は岡山市15・0度(平年7・3度)和気町14・3度(同3・0度)津山市12・7度(同3・7度)と、平年を11・3?5・7度上回り、6月上旬から5月上旬並みとなった。
 岡山地方気象台は「今後1週間は低気圧の影響で雨の降る日もあるが、気温は平年並みか、高めに推移するだろう」と予報している。

参考

イオンモール岡山 周辺 雨上がり、満開の桜みずみずしく (岡山市・後楽園東側の旭川河川敷) 


「さくらカーニバル」花見終盤に (岡山市・後楽園東側の旭川河川敷)

岡山市・後楽園東側の旭川河川敷で開催中の「2016岡山さくらカーニバル」は6日まで。会場一帯をピンクに染めるソメイヨシノ約250本の花びらが舞う中、4日も大勢の花見客が繰り出した。
 期間中は約50の屋台が出店するほか、日没から午後9時までは桜並木を幻想的にライトアップする。岡山地方気象台は「5、6の両日とも日中は晴れ間が広がり、気温は平年より高めに推移するだろう」と予報している。
 カーニバルは岡山県、岡山市、岡山商工会議所、岡山青年会議所、山陽放送、岡山放送、テレビせとうち、山陽新聞社でつくる実行委主催。問い合わせは現地本部(086  273 1213)。

岡山 足守と御津で「桜」楽しむまつり


岡山市北区足守の足守川河川敷一帯で3日、第25回足守洪庵さくらまつり(足守地域活性化推進事業実行委主催)が開かれた。地域住民らが桜をめでながら、ステージでの発表や食事を楽しんだ。
 近くの県指定名勝・近水園を含め桜約180本が見頃。地元の10団体によるテント村では「大井しいの木いきいき会」がつきたての草餅や足守メロン、住民グループ「備中足守竹取物語」は足守藩から将軍家への献上品にちなんで特製したこんにゃくを使った菓子、「下高田わらべ会」は焼きそばなどを販売、家族連れらが買い求めた。
 ステージでは住民たちが日本舞踊や安来節、大正琴などを披露。足守藩士で新選組隊士の安富才輔の墓などを、新選組ファンでつくるグループ「岡山新選組」と一緒に巡る歴史ウオークもあった。
 家族で来ていた足守小の2年男子(7)は「きれいな桜の下で食べるのは気持ちがいい」と話した。
 
 
 ◇
 岡山市北区御津金川の金川観波橋河川公園で3日、金川桜まつりが開かれ、地元住民らによる演芸などが繰り広げられた。
 ステージでは、御津高校と御津中学校の吹奏楽部がそれぞれテレビドラマやアニメの主題歌、ポピュラー音楽などを軽快に演奏したほか、地元有志による大正琴やフラダンス、うらじゃ踊りなどが披露された。
 会場ではほぼ満開となった桜の下、家族連れらが持参した弁当などを広げて思い思いの時間を過ごしていた。自転車や米が当たる抽選会もあり盛り上がった。
 約150本のソメイヨシノが植えられている御津地区の宇甘川堤防では10日までちょうちんが点灯(午後6時-9時)される。
 同まつりは、同地区の住民組織でつくる御津活性化事業実行委員会が主催。

このページのトップヘ